作成済みキャラクター集 ArM5

コンパニオン編

Salvete, sodares!

 ご好評いただきました「作成済みキャラクター集 ArM5」の続編、今度はコンパニオンです。

 これらは、そのままArs Magicaのプレイに使える、作成済みキャラクターです。全部で16体のコンパニオンが、キャラクターシートに記入済みの状態で用意されています。また、各キャラクターに一枚ずつ、プレイを助ける解説文が附属しています。

 やったことのある方ならお分かりでしょうが、Ars Magicaのキャラ作成には、かなりの時間と手間がかかります。もちろんそれは非常に楽しいものでもありますが、コンベンションなど一期一会の場で、時間が限られている時には、そうそう悠長に作ってもおられません。そうした場合の利用を想定して、このキャラクター集を作成しました。皆様のArs Magicaプレイのお役に立てば幸甚です。

  In nomine Hermae sancti,

Regulus Sempiternus

※※※

2008/09/11 PDF版&html版初出


html版

A) 戦う人

B) 世俗との橋渡し

C) 世俗権力の外で

D) わが運命は

PDF版

PDF版はいずれもキャラクターシートに記載され、そのまま印刷してプレイできるようになっています。
また、PDFにはしおりがつけてありますので、ご活用ください。

一括ダウンロード (8MB)
(LZH圧縮。全PDFファイルの他、excel形式の元シートも入っており、数値計算を確認できます)


レギュレーション:

対象層などの基本的な作成方針は、マギ編と同様ですので、そちらをご覧ください。

1) サプリメント

  • アルス・マギカ 第五版基本ルールブック (Ars Magica, 5th edition)
  • 異界の諸力:魔法界 (Realms of Power: Magic)
  • 異界の諸力:神聖界 (Realms of Power: Divine)

 基礎的なサプリメントとして上記範囲まで使用しました。

2) 美点と欠点

 前回のマギ編では、美点7点と欠点7点で構成し、PL自身に残りを埋めてもらう方法を採っていました。しかし実際に運用してみると、PLによっては思いの外手間取ることが分かり、今回はそれを避けるべく、単体での完成を意図しました。

 コンパニオンの場合、物語欠点がシナリオ参加の鍵になりますが、今回これをあえて全員に仮添付する形をとってみました。物語欠点は各タイプのうち1〜3のキャラでは大、4のキャラでは小で取得しています。これを利用して、できましたらシナリオに合わせてその都度物語欠点を配布して差し替えてあげてください。本来の運用である「物語欠点の取得→それをネタにしたシナリオの作成」とは逆の順序になりますが、事前の相談ができないコンベンションの場合でも、これなら機能するだろうと考えました。

 性格欠点は、全キャラとも大を一つ取ることにしました。コンパニオンでは「ヘルメス」分類の欠点を取れない関係上、欠点のスロットがなかなか厳しく、そのための処置です。

3) 年齢

 マギと異なりコンパニオンは、その境遇によってふさわしい年齢が多岐にわたり、また極端な話、技能がいくらあろうが所詮マギの前では誤差みたいなものとも思えるので、年齢やポイントの統一はとりませんでした。さまざまな年代のキャラクターが混在していますが、低年齢のキャラにはそれなりの配慮を施していますし、なによりシナリオ上の位置づけでなんとでもなる範囲と思います。

使用方法:

  1. SGはシナリオとの相性を考えて、キャラクターの候補をある程度絞っておきます。
  2. まず、マギをやる人とコンパニオンをやる人を何らかの形で分け、マギ班はそちらのキャラクター集で対応します。
  3. 絞っておいたキャラ解説文を、コンパニオン班の各プレイヤーに均等な数ずつ渡します。
  4. 「全体像」の項を斜め読みして、気に入ったものがあれば手元に残し、他は隣のプレイヤーに回してもらいます。これを一回りするまで繰り返します。
  5. 最終的に、手元に残った中から一つを選んでもらいます。(その際、SGは使用シナリオへの適性を助言してあげるとよいでしょう)。
  6. 決まったキャラクターの、キャラクターシートを渡します。
  7. 名前・性別などを決めてもらいます。

 世界の説明などは、ストーリーガイドが予め行っておいてください。ただし、細かいルール運用は知らなくとも選択できるようになっていますから、具体的なルールは、キャラクターが決まってからそれを元にして、実例に則して説明した方がよいと思われます。

 では、良いプレイを!

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