d1) 記憶喪失

性別:男性、年齢:35歳、技能値860pt

全体像:

 大学を卒業して教授資格を手に入れたエリートで、人類最高の知性を誇っています。

 しかしその彼が今では、小さな教区の司祭に収まって、人々の魂の世話をする毎日です。どうしてそうなったのか、その期間だけ記憶が抜け落ちていて分かりません。今の生活に満足してはいるのですが、時折言葉にもできないような邪な行いがフラッシュバックのように甦り、まさか自分がやっていたのではとひそかに悩んでいます。

特性値:

【知性】+5、【知覚】+2、【魅力】+1、【交渉】+0
【筋力】-2、【体力】+0、【器用】+0、【反応】+0

美点と欠点:

  • 呪い(小):人生の記憶の一部分がすっぽり抜け落ちています。
  • ライフワーク:失われた記憶が気になり、何としても取り戻さなくてはと思っています。
  • 悪魔崇拝の影:何らかの形で過去に悪魔崇拝と縁がありました。
  • 霊視:幻覚や不可視の存在、死霊などを見破ることができます。
  • 幻視:さまざまな光景が脳裏に映ります。これを意識的に制御することはできません。
  • 大学講師:大学で学び、自由学科の教授資格を持っています。
  • 人脈:学者たちにコネがあり、見知らぬ土地でも渡りをつけられます。
  • 司祭:司祭に叙任されており、七つの秘蹟を行うことができます。
  • 誓い:司祭となるにあたり、独身の誓いを立てました。
  • 卓越:【知性】が通常人の限界を超えて+5に上がります(適用済み)。
  • 秘儀知識:秘儀技能に充てられる初期経験値を50点取得(適用済み)。

技能:

  • 母語:5
  • ラテン語:5
  • 地域知識:4
  • 認識:2
  • 人間知識:3
  • 詐術:3
  • 隠密:3
  • 集中力:2
  • 神聖界知識:1
  • 地獄界知識:6
  • 霊視:4
  • 自由学科:5
  • 哲学:7
  • 教授:6
  • 取引:3
  • 教会知識:2
  • 神学:2

その他:

35歳、自信:1/3、サイズ:0

格闘/回避:INIT +0、ATK +0、DFN +0、DAM -2
ナイフ:INIT +0、ATK +1、DFN +0、DAM +0

吸収値:+0、魔法抵抗:無

聖なる影響力:1、神の助力を願う:1、奇蹟を祈る:2、聖人の加護を請う:0

プレイの指針:

 学者をリタイアして一司祭となった、というような経歴です。それでも教区の人々に責任感はあるでしょうから、なにかあったときには、超常の事物に直接当たるのはマギに任せ、人々をまとめることを担当する方向で。

 失われた記憶について、様々な要素が悪魔との取引や生贄を指し示していますので、ストーリーガイドは迷ったら真相はそのようにするとよいと思います。《幻視》で色々な光景をみせて、プレイヤーの反応も見ながら、卓のみんなで絞っていきましょう。

シナリオへの参加:

 時代背景の制約で、性別は男性のみです。もう初老で、老化判定も目前です。

 超常の事物を相談できるとすればマギくらいしかないでしょうから、その辺から絡ませるとよいと思います。あるいは、同じ教養人として、文通相手として知っていたとする手もあります。

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