(登場:20) プロフィール:学者上がりの雑集派マギ。アグリッパと同じく錬金術師だが、こちらは王道である霊薬/Elixirによる超人化を追求する。 ルッキオラは《穏和な天禀》のため魔術団の徒弟捜しの網に引っかからず、高い知性だけが目立って、世俗領主(シャンパーニュ伯/キャペの長兄)の後援でパリ大学に送り込まれた。大学では伯爵の期待どおり優れた成績を収めて卒業し、教授資格まで取っている。彼の専攻は自然哲学などとも関わる錬金術で、この研究グループはその後ルッキオラも含め、雑集派の一員として魔術団に参入した。 そうした研究生活の中で、あるとき転機が訪れる。人間離れした筋力を与える秘薬を作ったはずが、服用した友人ジャックが突然死してしまったのだ。パトロンの伯爵がもみ消してはくれたものの、大学には居づらくなり、プロヴァンスに流れてきた。ジャックも正式な埋葬を受けられず、亡霊としてルッキオラの周囲に留まっている。 プレイヤー: MAZE 氏SGから一言:"普遍博士"とも称される同世代の聖人アルベルトゥス・マグヌスに代表されるような、錬金術を実践する知識人の一人。錬金術のルールはサプリメント『秘儀 改訂版』(The Mysteries, Revised Edition)に掲載されています。 また、優れた交渉技能に加え、《穏和な天禀》と《巧みな形相:Mentem》の黄金コンボで、対世俗の工作にも大活躍します。幽霊のジャックはグロッグ扱いで、気の向いたPLに好き勝手に喋ってもらっています。 |
A.D.1231年冬現在特性値:【知性】+3、【知覚】+2、【魅力】+1、【交渉】+3 美点と欠点:《天稟》、 《大学講師》、 《ヘルメス錬金術》(TMRE所収)、 《魔術の専門分野:超人》、 《穏和な天禀》、 《慎重な魔術師》、 《巧みな形相:Mentem》、 《頭脳明晰》、 《確固たる自信》、 《人脈:学者》、 《庇護:シャンパーニュ伯》 《延命儀式が困難》、 《超常の厄介事:事故死した旧友の幽霊》、 《邪悪な汚れ》、 《幻視》、 《宵っぱり》、 《ライフワーク:超人》、 《病弱》 技能:〈ラテン語〉5、〈オイル語〉5、〈職能:写本〉1、〈自由学科〉5、〈哲学〉5、〈医学〉3、〈教授〉3、〈魔術理論〉5、〈パルマ・マギカ〉4、〈魔術団知識〉2、〈ヘルメス法〉2、〈集中力〉4、〈突破〉2、〈魅惑〉2、〈人間知識〉2、〈詐術〉5、〈策略〉5、〈作法〉3、〈地獄界知識〉2、〈認識〉1、〈地域知識:フランス〉2、〈組織知識:パリ大学〉2 術法:Creo:10、Intellego:8、Muto:7、Perdo:4、Rego:6 Animal:4、Aquam:0、Auram:0、Corpus:10、Herbam:4 Ignem:0、Imaginem:5、Mentem:10、Terram:0、Vim:4 魔術師の印:種実類を炒った香りがする。 呪文:“湧き上がる活力”(CrCo55)
“容赦なき探索”(InCo20) “相貌変装”(MuCo25)
“音無き質問”(InMe20) “ほんの刹那の記憶の喪失”(PeMe15) “霊除けの円陣”(ReMe10) “まどろみの誘い”(ReMe15)
戦闘:格闘/回避:INIT −1、ATK −2、DFN −1、DAM −3 吸収値:1(【体力】1) 耐久度:軽傷(-1:1〜5), 中傷(-3:6〜10), 重傷(-5:11〜15), 危篤(行動不能:16〜20), 死亡(21以上) その他:男性、34歳(外見29歳)、自信:2(4)、サイズ:0、ENC:0 評判:シャンパーニュ伯に取り入った奸物 3(30) 歪曲:2(29) 延命儀式:+7 [戻る] |