キャペ


(登場:10, 11, 13, 15, 20)

プロフィール:

 フォッソルから歩いて一日ほどの街、オルゴンの領主。

 シャンパーニュ伯の三男に生まれた彼が、このような狭い地所に押しこめられているには訳がある。満月の夜になるとハスキー犬に変身してしまうのだ。当然、そんな者がいるとなっては恥さらし、一族の者たちはキャペを忌み嫌い、早くから騎士の道を外して大学に追いやった。もっとも、キャペ本人にとっては、大学でアリストテレスの動物誌を研究した日々はまさに天国だったようだが。

 縁あって谷のマギたちと知り合い、アグリッパから変身を抑えるお守りを作ってもらった。大変な猫好きで、居館は猫屋敷と化している。政務は乳兄弟のジョゼフに任せ、猫と一緒にぬべーっとひなたぼっこする毎日。

 第10話で獅子のイオン君と友になり、11話ではロダン神父の司式のもと、マルモール村のエリゼを妻に迎えた。

プレイヤー:はせがわ女史

 ラサのプレイヤーです。"ウィッチクエスト"や"大活劇"をなさいます。

SGから一言:

 首に巻きつけるものに《激しい恐怖》。猫がいじめられると《激怒》。
………この二つの欠点は、猫の自由さへの屈折した憧れなのかも、と思ってしまうのは私だけ?

 変身後のイメージはやっぱり『動物のお医者さん』のチョビとのこと。ハスキー類は北方にしかいない犬種なので、設定に苦心しました。詳しくはこちら


A.D.1231年冬現在

特性値:

【知性】+3(+3)、【知覚】+1(+3)、【魅力】−1(−5)、【交渉】−3(−3)
【筋力】+2(+2)、【体力】+1(+3)、【器用】+0(+1)、【反応】+2(+4)

美点と欠点:

《紳士》《富裕》《教育》《鋭い嗅覚》(《鋭い聴覚》互換)《幸運》《意思堅固》《人脈:学者》《世俗の影響力》

《獣人》《厄介者》《恐怖:首輪状のもの》《大好き:猫》《不器用》《方向音痴》

技能:

〈オイル語〉5、〈プロヴァンス語〉4、〈ラテン語〉3、〈職能:写本〉4、〈自由学科〉4、〈哲学〉5、〈集中力〉2、〈人間知識〉1、〈運動〉2、〈認識〉2、〈格闘〉4、〈水泳〉3、〈策略〉3、〈乗馬〉4、〈作法〉2、〈指揮〉2

戦闘:

○人間

回避:INIT +2、ATK なし、DFN +6、DAM なし
ダガー:INIT +2、ATK +4、DFN +6、DAM +5

○ハスキー犬

かみつき:INIT +4、ATK +9、DFN +10、DAM +3

吸収値:+2(【体力】+2)

耐久度:軽傷(-1:1〜5), 中傷(-3:6〜10), 重傷(-5:11〜15), 危篤(行動不能:16〜20), 死亡(21以上)

その他:

男性、34歳、自信:1(3)、サイズ:0/0、ENC:0

下級魔導器"人の姿の錨"

錨を象った琥珀細工のブローチ。ハスキー犬への変身を阻止し、人間の姿を保つ。MuCo25(基本10、+1 接触、+2 太陽) 初回使用から70年で失効。

作成者:アグリッパ

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