楽士の呟き2009年秋9/29 ダイスボット「ボーンズ&カーズ」がアルス・マギカに対応しました。ボッチ判定つきのストレスダイスを、ワンコマンドで振ってくれます。製作者の Faceless さんに感謝! ついでにひっそり、「伝承ヨーロッパ資料リンク集」に1件(欧羅巴人名録)追加しました。今後の更新ネタとして、マギの名前向けに「D10×D10のラテン語語彙集」とか考えてみたのですが、オンラインに限ってはリンク集の各種サイトで充分賄えてしまいますね。 この1ヶ月半、更新が止まっているあいだ、他にもアリアンロッドのメイン/サポートクラス制などを念頭に、10×10の選択肢から一つずつ選ぶことで作成する「簡易キャラクター作成」のハウスルールなんてのも考えていたのですが、こちらもあまりぱっとした出来にならず、「作成済みキャラクター集の方がええやん?」といってお蔵入りにしております。 あとやっているのは、全サプリメントからガイドラインと定式呪文を集成した、名づけて「魔法大全」の作成かな。たくさん持ち歩かなくてもよくなって便利そうなんですが、片っ端から入力していくのが結構大変(^^;) 10/27丸々一ヶ月ぶりとなってしまいましたが、今回は両手に抱えきれないくらいの超大型更新ですよ! まずは「マギ命名機」と「書名maker」。ランダム生成でそれぞれ名前のネタを与えてくれる簡単なJavaScriptです。当然のようにおかしな候補が頻出しますので、変なのは見なかったことにして次を探すか、あるいは適当に補ったり繋ぎかえたりしてやってください。 次はサプリ『コヴナント/Covenants』の拡張ルールに対応した新しい「コヴナントシート」。またもや自動計算つきです。建設値が数千点に上る秋コヴナントの作成では、これがホント身に浸みます。 そして目玉は「作成済みコヴナント集」。上記の諸ツールの総力を挙げた生成物です(笑) 楽しいながらも大変な作業でした。なにしろ本来なら卓のみんなで寄ってたかって作るはずのコヴナントを、自分一人で12も作ったんですからね〜。使い物になるかどうかはともかく、まあ褒めてやってください。 なお、こうして作る過程でメーリングリストの過去ログを見直したりしたら、蔵書の自動作成は、10年近く前にすでに ellis(Hg) さんが試みてらっしゃいましたね。懐かしく思い出しました。今はもう公開されていませんし、また何より五版への版上げでルールが変わりましたから、こうして新しく作る意義もあったかと思っています。思えば四版当時は、mooncalfさん作成の魔法自動計算機もありました。今度そういうのにもチャレンジしてみますかねぇ。 10/28魔法計算機、思ったよりすぐ出来ちゃいました! どうぞお役立てください。 カーソルを合わせるとパラメータの説明がポップアップするバージョンも作ったのですが、そちらはルルブからの転載を含むのでここでは差し控えます。5版基本ルールをお持ちの方には個別にお裾分けしますので、もしでしたらご連絡ください。 #いつもに比べてずいぶんカウンタが回ってるなあと思ったら、nacky さんが紹介してくださったのでした。ありがとうございます。 11/24 一連の作成済みキャラクター集を閉じるグロッグ編を、遠からず作りたいと思っているのですが、端役&共有PCという特殊な性質から、どのような構成にするのが効果的なのか、まだ明確なヴィジョンを描けずにいます。これらの作成済みキャラクター集は、PC候補としてだけでなく、NPCのデータの語彙として使い回す用法も意図していて、グロッグの場合どういう切り口にしたものかな〜と。 #なお、モデルというか念頭にあったのは、第四版時代に Phil J Tollinton 氏が作成された InstaGrog Program です。 11/30最近ちょぼちょぼと作っているアルス・マギカのシナリオは、俗世の国々の背後にそれぞれマギを配して、戦争の裏には実は魔法使いの思惑が…というネタです。いろいろ考えた末、公式のセッティングから時間を半世紀ほど後にして、1285年の北イタリアにしました。 具体的には、ピサ、ジェノヴァ、そしてフィレンツェ。 史実では、ピサは同じ海洋都市としてライバルであったジェノヴァに対し、前年1284年のメローリアの海戦で大敗北を喫し、世紀前半の栄華が曲がり角に来ているところ。 当時のドージェは誰だ、いや、まだ制度化されていないのか。海戦を勝利に導いた提督は?等々と調べ出すと止まりません。この辺についてほとんど知識が無かったのですが、いやあ時間を忘れますね。 ---- あとそれから、このごろオンラインでシノビガミを大変楽しく遊んでいるのですが(ご一緒してくださったGM/PLのみなさんに感謝!)、セッション終了までのシーン数を最初に規定してしまって、持ち駒たるシーン数の残りをにらみながら、PLがエンディングに向かって組み立てていくというシステムが、見た目以上に機能的だなあと思っています。 だいぶ前の記事で恐縮ですが、akiyukiさんが「あー理不尽でもシーン数を制限すれば、とりあえずセッションは終わるし、プレイヤーも進行に対して前向きになれるんじゃないか」と書いておられて、そのとき以来、問題意識(というか)として自分の中で宙吊りになっていたのですが、今になってようやく体感できた気がします。なんというか、PLサイドの能動的な参加(みんなでよってたかってセッションを進める/作る)を実現しやすい感じなのです。 [戻る] |