ミケラントス


(登場:19)

プロフィール:

 北方はオランダから流れてきたボニサグス派マギ。見たところは骨皮筋ェ門な老学者といった趣だが、実はまだ二十代の若者。断片を所持する禁書『レークス・テンポリス』を手掛かりにした、時操りの魔法実験で大きな事故を起こし、このような有様になってしまった。故郷にも居づらくなり、過去を隠して流浪の身の上、元の若さを取り戻す方法を探っている。

 件の禁書に記された秘法は、ヘルメス魔法第11番目となる新形相"Tempus(時間ヲ)"。過去や未来に作用できないというヘルメス魔術理論の限界を解消したもので、ミケラントスは密かにこの形相を修得している。元来からしてメルクリウス神殿の影響を色濃く残す系譜で訓練を受けており、(Tempusの実施にも欠かせない)儀式呪文全般に造詣が深い。

プレイヤー:カルーア氏

SGから一言:

 プレイヤーのアイディア炸裂に呼応して、思いきったローカルルールを導入しました。今後のサガの一つの焦点にするつもりです。いやあ楽しみ楽しみ!


A.D.1231年冬現在

特性値:

【知性】+3、【知覚】+1、【魅力】−1、【交渉】−1
【筋力】−2、【体力】−2、【器用】+3、【反応】−2

美点と欠点:

《天稟》、《強化:魔術理論》《メルクリウス魔法》《魔術の専門分野:時戻し》《優等生》《発想の天分》《目に付きにくい魔法》《頭脳明晰》《直感》《確固たる自信》《真の友:使い魔のフクロウ》(使い魔呪付による)

《呪い(大):魔法事故で60年老化》《ライフワーク:元の若さを取り戻す》《暗い秘密:禁書の術による事故》《乗り物酔い》

技能:

〈魔術理論〉4(+2)、〈突破〉2、〈呪文操作〉4、〈パルマ・マギカ〉3、〈集中力〉3、〈ラテン語〉4、〈自由学科〉4、〈哲学〉4、〈魔法界知識〉1、〈魔術団知識〉2、〈ヘルメス法〉3、〈ローマ法および教会法〉2、〈オランダ語〉5、〈地域知識〉2、〈運動〉1、〈隠密〉1、〈生存術〉2、〈認識〉3

術法:

Creo:5、Intellego:8、Muto:10、Perdo:6、Rego:10

Animal:11、Aquam:3、Auram:5、Corpus:12、Herbam:10

Ignem:3、Imaginem:9、Mentem:8、Terram:5、Vim:8

Tempus:0

魔術師の証:

身体が震える。

呪文:

“過去の眼”(InTem20)

儀式呪文。7日前までの対象の過去で、視覚/聴覚/嗅覚を使う。(基本10, +1接触, +1時間的距離)

“物が導く方へ”(ReCo35)

誘導呪物先へテレポートする。《乗り物酔い》なミケラントスはしばしば、先行した使い魔のフクロウを誘導呪物にこの呪文を唱えて、長距離の移動をこなしている。(基本35)

“我が意のままに思え”(ReAn15)

視線を合わせた動物に親しみをおぼえさせる。(基本5, +1視線, +1集中)

“植物よ動き回れ”(ReHe40)

植物に自律知性と目的をもって動き回らせる。(基本10, +2声, +1陽径, +2集団, +1サイズ)

“メタルヘルバ”(MuHe(Te)10)

植物の身体を鉄に変える。“植物よ動き回れ”のボス(笑)をつくるのに使用。(基本4, +1接触, +1陽径)

“草木との会話”(InHe25)

触れた植物と対話する。(基本15, +1接触, +1集中)

持ち物:

下級魔導器"3M(Mahi Mahi Maru)"

動物を麻痺させる鞭。(ReAn, 基本5, +1接触, +1陽径, +5L1日24回)

作成者:ミケラントス

使い魔:

フォッソルの魔法オーラ内に住んでいた学問好きのフクロウ

金綬+0・銀綬+2・銅綬+2

【知性】+2、〈魔術理論〉1

戦闘:

回避:INIT −2、ATK なし、DFN −2、DAM なし

吸収値:0(【体力】-2+銅綬2)

耐久度:軽傷(-1:1〜5), 中傷(-3:6〜10), 重傷(-5:11〜15), 危篤(行動不能:16〜20), 死亡(21以上)

儀式ボーナス:+8 (〈自由学科〉4+〈哲学〉4)

その他:

男性、24歳(肉体は84歳)、自信:2(5)、サイズ:0、ENC:0

性格:うぬぼれ屋 +1、自信過剰 +2、忠実(使い魔のフクロウ)+3

老衰度:2(18)
長寿儀式ボーナス:+8

歪曲度:1(7)

[戻る]