形相"Tempus"（ローカルルール）

　メルクリウス神殿の禁呪を元に、あるボニサグス派マギによって開発され、いろいろな意味であまりにも危険だとして秘密裏に抹殺/処分された、第11番目の形相"Tempus（テンプス＝時間ヲ）"。

　開発者のマギ「カシマ(casima)」は、その用法や呪文を一冊の著作『レークス・テンポリス(Rex Temporis)』にまとめたが、同書は現在では散逸している。ミケラントスがもっている禁書は、この本の数ページ。彼はこの形相 Tempus を（値はまだ0/0ですが）使えます。

　実のところボニサグス派には、研究に必要な資源を優先的にもらえるかわりに、研究の成果を魔術団全体に公開しなくてはならない、という法律があって、この《暗い秘密》は余計に危ない橋です…。

　Tempus呪文はすべて儀式呪文となる。

　いずれのガイドラインも、これに時間的距離の割り増しを付加する。前後7日で+1強度、前後7年で+2強度、前後70年で+3強度…。

　タイムパラドックスが起こる場合、Tempus呪文の影響下にある方が高度な黄昏に入って、強制的に解消される。

レベル25：対象の時間を戻す。

レベル4：対象の過去または未来について1つの感覚を使う。
レベル5：対象の過去または未来について2つの感覚を使う。
レベル10：対象の過去または未来について3つの感覚を使う。
レベル15：対象の過去または未来について4つの感覚を使う。
レベル20：対象の過去または未来について全感覚を使う。

レベル15：対象の時間の流れる速度を倍にする。
レベル15：対象の時間の流れる速度を半分にする。
レベル25：対象の時間の流れを止める。
レベル30：対象の時間の流れる方向を逆にする。

レベル15：対象の時間を進める。

レベル25：対象を過去または未来に移動させる。

"過去の眼"（InTem20）

儀式呪文。7日前までの対象の過去で、視覚/聴覚/嗅覚を使う。（基本10, +1接触, +1時間的距離）。