Alba Ultio


(登場:Ars Ludorum 6)

プロフィール:

 Hoplite として Hadrianus と旧知の仲だったフランボー派マギ(破壊系)。Calebais の一件で手助けを請われて探索に参加。

 …という名目で、戦力不足解消のために途中から加えられた助っ人キャラです。Regulus が作成しましたが、一応は共有キャラとして運用。


特性値:

【知性】+2、【知覚】+2、【魅力】−2、【交渉】+0
【筋力】−3、【体力】+3、【器用】+1、【反応】+2

美点と欠点:

《天稟》、《強化:Perdo》《柔軟な定式魔法》《生命燃焼》《強化:パルマ・マギカ》《忍耐力》《確固たる自信》《有能な師匠》《教育》《習熟呪文》

《露骨な天稟》《ウィースの浪費家》《奇妙な魔法:周囲の気温が低下》《高い志:魔術団を裏切るすべての者に裁きの鉄槌を》《節制》《畸形:白子》

時間経過がほぼ皆無の短期サガである以上《有能な師匠》はデフォとして、このキャラでは開き直ってさらに《教育》《習熟呪文》と、初期経験値増量の美点を三重に重ねて天下無敵の即戦力印です。作成時に割り振れる経験値はこれで通常の約60%増。《確固たる自信》も、シナリオが終盤に入っていることを見越しての選択です(笑)

能力:

〈英語〉5、〈ラテン語〉4、〈地域知識〉2、〈運動〉1、〈認識〉1、〈隠密〉1、〈生存術〉2、〈格闘〉1、〈指揮〉1

〈魔術理論〉3、〈突破〉2、〈呪文操作〉2、〈集中力〉3、〈パルマ・マギカ〉1+2、〈自由学科〉1、〈ヘルメスの掟〉1

無難に hoplite の現場っぽく。また、第六回は出席できるマギのPCが少なく、それはそのままパルマで庇える人数の減少に繋がって、深刻な問題になると予想されました。しかし〈パルマ・マギカ〉は徒弟年季の最後に明かされる秘儀であり、マギになったばかりのキャラは(一部の例外を除けば)等しく 1点です。仕方ないので美点で無理矢理上げています。

術法:

Creo:3、Intellego:6、Muto:2、Perdo:10+3、Rego:0

Animal:3、Aquam:5、Auram:2、Corpus:3、Herbam:3

Ignem:6、Imaginem:4、Mentem:5、Terram:2、Vim:5

「Perdo+形相一つ」という使い方がメインになると思われるので、形相はなるべく浅く広く上げたいのですが……定式呪文の取得上限レベルとの兼ね合いもあって、あちこち微妙に上げ下げしています。苦しい戦いだった(笑)

魔術師の証:

肌を切るように冷たい風

呪文:

“砂漠の呪い”(PeAq25, 習熟3:沈黙・沈黙・複射)

対象の肉体を干上がらせて鎧無効の+15ダメージ。数分のうちに水を飲まないと死亡。

生きていて肉体のある相手はこの呪文で一括対処。《柔軟な定式魔法》があるので、「声」の射程をその場で「視野」に伸ばせます(=習熟で詠唱を省いても長射程を維持可能)。突破力の期待値は素では6点しかありませんが、そこは《生命燃焼》《確固たる自信》の出番。10点〜20点の上乗せも難しくありません(Sonus の ReCo 定式呪文で疲労を多少は補填できることも考慮)。

“精緻なる不可視のヴェール”(PeIm25)

対象の視覚情報を消す。動いても破れない。(PeIm20“不可視のヴェール”をT:個→T:部分)

ドーピング呪文その1。《柔軟な定式魔法》で T:個 の20レベルに下げて、毎朝、出発前に全員に唱えます。また、同じく《柔軟な定式魔法》でもって T:部分 から一段階上げれば T:群 に手が届きます。ディスペルされたりした緊急時には、そうやってまとめて消すのも可能。

“熱と炎の視力”(InIg20)

体温以上の熱源を見ることができるようになります。

ドーピング呪文その2。これも全員に唱えて(《柔軟な定式魔法》で射程を「自身」から「接触」に伸ばす)、姿を消していても味方同士は見えるようにします。ただし、こうした特殊な条件下でグロッグたちに集団戦を行わせるには、1季節の慣熟訓練が必要でしょう。

“静寂破らぬ言葉”(CrMe10, 習熟1:速唱)

対象の精神にメッセージを送る。

無線封鎖下における秘匿回線。《柔軟な定式魔法》があるので、誘導呪物を介した遠隔通信にも対応可能。

“取り憑く霊を安息へ”(PeMeGen/10, 習熟3:沈黙・沈黙・複射)

霊の魔法実力値を10点下げる。

肉体の無い相手対策。ここまでのセッションで霊がたくさん出てきてたし。

“超然の呪”(PeMe15)

対象の情動を弱める。

ドーピング呪文その3。敵から恐怖喚起などの攻撃が来た場合に備えたのですが……いざ使ってみたら戦意や勇気まで萎えてしまい自爆(あう。

“魔法の匂いを隠し”(PeViGen/20)

30レベル以下の InVi による探知に発見されなくする。

ドーピング呪文その4。魔力探知で位置を割り出されるのを防ぐステルス塗装(笑)です。

“世俗の静寂の風”(PeViGen/25, 習熟3:沈黙・沈黙・複射)

[(25+ストレスダイス)÷2]レベルまでのあらゆる効果を解除。

超常の敵が相手な場合は、Sonus と同じくこの呪文で能動防御に努めます。Sonus は“魔術師の交わり”等の MuVi で他のマギの援護に回る場合があり、特に対悪魔戦では自身でも PeVi の攻撃呪文を唱えるので、こうした補欠のカウンター要員は欲しいところ。グロッグの勇士と犬軍団は十分な近接戦力をもっており、純粋な武力勝負になればこちらにもそれなりに分があると見ました。

戦闘:

ナイフ:INIT +2、ATK +3、DFN +3、DAM −1

吸収値:+3

耐久度:軽傷(-1:1〜5), 中傷(-3:6〜10), 重傷(-5:11〜15), 危篤(行動不能:16〜20), 死亡(21以上)

速唱:+4
集中:+7

その他:

男性、23歳(8歳で徒弟+修行15年)、自信:1(4)、サイズ:0、ENC:0(荷重0)

性格:冷徹 +3, 現実主義 +2

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