楽士の呟き

2009年夏

6/1

 自分へのクリスマスプレゼントと称して昨年暮れに第五版を買ったペンドラゴンですが、普段は積みながらも断続的に読み進めて、大まかなところは把握しました。
 プレイヤーならそろそろ出来そうだけど、マスターやるにはまだ不安。それに、日本語環境のところに持ち込むとしたら、私家訳なりサマリーなりをかなりの程度整備しないと難しいもの。すでにこれを遊んでいるようなメンバーに恵まれれば別ですが、そういう幸運がなければ、もうしばらく時間がかかりそうです。アルス・マギカの布教も相変わらずしてますし、まあ気長に。

 それにしても、目的のはっきりしたシステムだと思います。アーサー王ものの騎士物語を遊ぶという意図が、ルールの端々にまで行き届いている。
 そしてアルス・マギカに続いて、これもキャンペーン指向か…。継続して遊べる場があるって、大事なことですねえ。サークルの仲間たちに感謝。

7/30

 去る19日、地元のコンベンションに参加してきました。昨年は実行委員としてアルス・マギカ卓を立てましたが、今年は前週まで仕事に追われてそのゆとりがなく、当日に会場設営や受付などのちょろちょろとした手伝いをする程度で、ほぼ一般参加と同じ感じ。

 入った卓は旧版のビーストバインド。プレイ経験はおろか、予備知識すらほとんど無しの状態で飛びこみましたが、GMの手厚いフォローのおかげで、スムーズにプレイできました。
 私含めPL4人のうち、お一人は鶴岡から、お一人は東京から、それぞれ遠路お越しになったヴェテラン。それに加え地元からも、ビーストバインド決め打ちでルールブックまで持参したという強者がおり、この濃い三人に囲まれて、一生懸命ついていきました。

 さすがに初見なだけに、チットや人間性の消費間合いがつかめなくて、他のみなさんに比べると、人間性が下がるわりに活躍できずに終わりましたが、しかし面白いルールですね。十年前のものとは思えません。キャラクターの不随意を表現するルールとして大変スマートな切り口です。こういうシステム、好みなんだ。中古在庫を探してでも、買ってみたくなりました。
 こんな出会いがあるから、コンベンションはやめられません。もっとも、コンベンションにPL参加するときには、未経験のシステムを意図的に選ぶようにしていて、それゆえの出会いではあります。

8/11

 先週末はアルス・マギカ三昧でした。どちらもそれぞれキャンペーンの続きで、土曜日は新潟(フォッソル)、日曜日は東京(Outpost Saga)です。オフシーズンとはいえ、我ながら良く遊ぶなあ(笑)

 過去にコヴナントがいくつも滅びた不吉な地、ラインの谷間を探索していく Outpost Saga も7話目となり、次第に滅亡の背景が垣間見えてきました。ファフニールとかバルムンクとかいう名前が出てきて、「ニーベルングの指輪」の伝説が絡んできそう。次回がまた楽しみです。

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