楽士の呟き2006年春3/13Ars Ludorum で募集があって以来、一年かけて遊んできましたサガが、先月末でとうとう完結しました。キビキビとリードしてくださった SG の melisand さんをはじめ、tmiyaさん・和田さん・行成三法さん・Davidさんなどなど良き面々と卓を囲めて、あんまり楽しいので、当初1〜2回だけ参加のつもりが、夜行バス〜朝風呂〜セッション〜夜行バスという弾丸コースで、5回も往復してしまいました。ご一緒できたみなさんに心より感謝を。 私がプレイしたのは Vim 専攻のクリーアモン派マギで、あと途中追加のフランボー派を作ったりもしましたが、おかげで5版の具合を(読むだけでなく)身体感覚のレベルで感じられて、その面でも随分と甲斐がありました。あと「Ars Magicaを初見するベテランTRPGer」というtmiyaさんからの、客観的で鋭い視点が凄くためになったような。私みたいに下手に専門サイトなんてやってると、どうしても考え方が硬直してしまいがちですからねえ。 追記:習熟したReCoの短距離テレポートで「(抵抗できなくとも)当たらなければどうということはない」つもりだったんですが、最終回でBoAFを唱えられたときに見事に0振りました。BoAFの直撃喰らったのはさすがに初めてです(^^;) 4/12フリーでやっていると一応は個人事業主ということになるので、自分で税金の申告をしないといけないのですが、今年度からは複式簿記で帳簿をつけはじめました。これがやってみると凄い威力で、いままでの現金出納帳だけでは把握できなかった経理全体がすっきりと見渡せます。大航海時代の1494年に発明されて以来、500年も現役のシステムでいるのもむべなるかな。(もっともこれに難なく馴染めたのには、使った手引き書が、珍しいまでのべた褒めに値する傑作だったおかげも大きいのですが)。 それと、全然関係ないですが先週、ローズ・トゥ・ロードのリプレイ『ソングシーカー』を読みました。世評に違わぬ良質の作品で、久しぶりに TRPG の愉しみを胸いっぱいに吸いこんだ感じです。私だったら最後の30分のとき、「受け容れて腰を下ろし、去りゆく景色を静かに眺めよう」なんて思いますが、でもこのテーブルの流れはそうではなかったのでしょうね。残ったピースが思いもかけずカチッと填った瞬間は、まさに物語の引力というものでしょう。 4/18
5/21一ヶ月以上のご無沙汰でスミマセン。 先週、大きな演奏会を終えました。昨年9月前後ごろから構想を立て、他のコンサートをこなすかたわら徐々に準備を進めて、二年越しでようやく実現に漕ぎつけたものです。大入り満員でとりあえずは万歳。 今回は
の総勢11人からなる陣容。これって見方を変えれば、オーケストラと合唱団を極限(各パート1人)までダイエットした形にあたるわけで、みんなよく参集してくれたものです。せっかくなのでプログラムには、ブランデンブルク協奏曲や大規模なカンタータを並べました。 本当は指揮者不在のスタイルにするつもりだったのに、結局は全曲にわたって私が兼務するハメになり、いわゆる弾き振り状態で大わらわ。「弾く」のは協奏曲のソロも含めてそんなに苦労しないんですが、普段オーケストラとは異質のアンサンブルでやっているだけに、「振る」方は苦戦を極めました。仲間たちがそれぞれのバックグラウンドを生かして支えてくれなかったらどうなっていたことか…。 5/31流派本では表紙デザインを、その本で取り上げられる四派の祖師をあしらうことになっているようですが、先だって出た"Houses of Hermes: Mystery Cults"のイラストをみた時の私の第一印象は…
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