楽士の呟き2004年夏6/1かねてより字数制限などで問題のあった掲示板を、とうとう新しいものに替えました。探してみると品のいいものがあれこれ公開されており、美を愛する者としてこれなんか特にお気に入りなんですが、他のページとのデザインの統一感も無視できず、この選択になったものです。ブラウザ依存の問題もありましたしね。ともあれ、お気軽に書きこみくださいませ。 6/6今日のプログラムはダウランド。みーやさんによる的確な人物評をちょっと引用してみましょう。
うんうん。そういうダメダメなとこがいいんですよ。歌詞も大好き。 6/13二十歳近くまで漫画は読みませんでした。別に誰に止められていたわけでもなくって、単に活字が好きで好きでしょうがなかったのね。だから漫画を読みはじめたきっかけも活字の本から。かつてハヤカワ文庫FTがカバーのイラストに少女漫画家をいろいろ投入した時期があったらしく。フィリス・アイゼンシュタイン『妖魔の騎士』の下巻表紙に描かれたギルドラムをみて、「ほぅ、これは綺麗だ。画家は? めるへんめーかー? 漫画描いてるのか。見てみたいもんだ」とまあ、そんな経緯で。 ですから私は、漫画に関してはいまだ面食いです。ストーリーテリングの手腕は当然ですが、同時に絵柄も綺麗でないと。その両面を高いレベルで満たしていたのが、1990年前後のわかつきめぐみ。"白い"と評される画面が素晴らしい。 6/20今回更新のアルス・マギカ時代の音楽の稿で、ダンスリー合奏団に触れてますが、彼らの演奏を初めて聴いたのも、やっぱり↑のダウランドと同じ、高校生のころでした。特にディスクの最後に収められた、作者不詳の"黒い雨"。 あれから十年といえば、私も歳をとるわけです。でも、そのぶん力もつけました。あのころはチェンバロなんて触わったこともありませんでしたが、それがこうして演奏活動しているわけですからね。 6/27よく言われることですが。テュータルス派の紋章って、ドリームキャストの逆回りなんですよね。確かにまぁ、いろんな意味でドリームキャストな連中ですけど。 あと、
…なんか抜けてませんか? そう、「五つ」がないですね。五つの指輪はウェルディーティウスの左手に。コレです(HoHを元に作成した流派一覧をご覧あれ)。 7/1 おかげさまで一周年。のべ 3,500hit
に感謝いたします。 7/4どうも毎年、夏至の前後だけは身体のリズムが朝型になります。夜明けとともに目覚める健康的な生活。で、7月半ばになるといつもの夜型に戻るんです。この不思議。 そういや、アルス・マギカの line developer である David Chart氏は、このごろセーラームーンに萌えておられるようです。もう4〜5年前になりましょうか、先代の Damelon氏がポケモンにハマったときにも、「次のサプリは Ars Pokemon だろう。魔法レギオーでポケモンをゲットするんだ」とかいうジョークが流行ったものですが。 7/18繁華街中央の地下通路でゲリラ的なライブを企んでいます。チェンバロのストリートミュージシャンはたぶん前代未聞。管轄の国道事務所に申請中ですが、さて許可が下りますかどうか。(ゴスペルや弦楽なら無許可でやっても、警察が来たら逃げればいいのかもしれないけど、チェンバロ担いで逃げるのでは荷重による移動力低下で絶対捕まる^^;) 今週のびっくりはピアノでマリオ(※動画8MB)。演奏者と編曲者の凄腕に脱帽です。やっぱピアノって表現力あるなぁ。私らの世代の共通言語だし、これ大道芸でやればコインざっくざくでしょう。羨ましい。 7/25半年がかりでようやく自動車学校を卒業しました。さすがに仕事をしながらだとキツかった…(学生の方、今のうちにとっておいた方がいいですよ)。今年の前半はこの足かせがあったせいで、フルパワー稼働しているのに鍵盤に向かう時間は大幅減という、泣きたくなるような状態でした。でも、これでやっと解放されます。そして、自分で楽器が運べる! 終わってみての感想ですが、運転免許の教習カリキュラムってえらく洗練されているんですね。驚きました。学科の教本はどこからかじってもちゃんと分かるように作ってあるし、理詰めで多彩。技能の方も漸次進捗で、規定時間重ねるといつの間にか乗れるようになっていました。さすが全国で無数の取得者に教育しているだけあります。フィードバックのシステムがしっかりしているんでしょう。 8/1ストリートライブはあっさり許可出ました。おひねり入れの鍋は(防犯上)置いちゃいかんと言われてしまったので、現金収入は見込めませんが、それでも宣伝にはなるでしょう。俺の歌を聴けーってな感じで8月22日、おっしゃ発進ゴー! 8/8オルガンの音色の一つに、ヴォクス・フマーナ(Vox Humana)というものがあります。文字通り「人間の声」を模したパイプ列ですが、実態は共鳴体を工夫したリード管であり、あくまでも「言われてみればそんなふうにも聞こえるか」という程度のものです。まぁそれでも、中世の自由七科以来の伝統では、器楽は声楽の下位に位置づけられる存在ですから、歴代のビルダーたちは創意工夫でもって人の声を目指したんですな。 さて、先日兄弟子から聞いた怪談(というか伝説)を一つ。 そこで彼はどうしたか。悪魔と取引したのです。 8/16 オペラ『ポッペアの戴冠』をやってから、今日でもう丸一年になります。月日の経つのは早いものです。 貴女に心からの敬意を。この腕が役に立つときがあれば、 わたしを呼んでくれますか? きっとまいります。どんなことをしていても、ほうり出して馳せ参じます。 (P.A.マキリップ『妖女サイベルの呼び声』より、サールのコーレン) 8/22 今日はストーリーライブの日。Veni, Vidi, Vici(来た見た勝った)。 [戻る] |