ウェーラ


(登場:11)

プロフィール:

 湖の妖精の血をひき、水晶に未来を読みとる占い師の美女。

 かつてはカドネ城のタミタ卿に召し抱えられていたが、合戦の陣立てを占う際にボッチってしまって大失敗。タミタは大敗し、ウェーラを追放した。その噂は一帯に広まり、居づらくなった彼女は、ほとぼりが冷めるまでと北へ旅立つ。その後シャンパーニュ伯に気に入られ、側近く仕えるようになったのだが、運命は彼女を再びプロヴァンスへと導いた。

 評判に反して占いの腕は確か。本性や運命は無論、人の目に映らぬ幽霊や悪魔、妖精まで見ることができる。自分で占っておいて、結果に「キャー」と叫んで寝こむような小心者だが、いざとなれば震えながらでも奔走する優しい使命感を秘めている。どんな恐怖映像が浮き出ようと水晶を落とした事がないのが自慢だとか。

プレイヤー:おやぶん女史

 ファレルのプレイヤーです。"ソードワールド"などをなさいます。

SGから一言:

 占いだけでなく、上流階級を渡っていく社交能力も豊かで、これほどお人好しでなければさぞ出世(?)したでしょうに………まぁそんなところもウェーラの魅力の一つです。いろいろな意味で浮世離れしたマギたちとは異なる、オロオロ、ガクガクブルブルな等身大のキャラクター性が際だっています。


A.D.1224年冬現在

特性値:

【知性】+3、【知覚】+2、【魅力】+4+3、【交渉】+0
【筋力】−4、【体力】−3、【器用】+1、【反応】+2

美点と欠点:

《追放者》、《霊視》《予感》、《才覚(霊視》《強化:予感》、《第二の目》《霊視》、《妖精の目》、《妖精の血(シー)》、《妖精眼》、《鉄に苦しむ》、《濃い妖精の血:ウンディーネ》、《悪い評判》、《心優しい》《思いやり深い》、《貧弱:筋力》、《非戦闘員》《戦いに不向き》

美点=無料×1(濃い妖精の血で霊視を自動取得)+大×1+小×2=+5

欠点=大×1+小×4=-7

よって、あと5点までの美点と、3点までの欠点が取得可能です。

未来を占う内容だった旧《霊視》が消失してしまいました。とりあえず一番近い《予感》(近い将来の危険を感知)に差し替えてあります。一方で、《第二の目》という訳語は日本語としていかにもおかしかったので、《霊視》をそちらの訳語として使うことにしました。ややこしいですが、慣れてくださいな。

妖精の血筋の関連ですが、シーの血にした場合の【魅力】の上乗せが、+4以上は切り捨てられることになりました。それはいかにも無駄なので、設定にあわせてウンディーネに切り替えてあります。

追加して取る美点には、《強化:霊視》あたりがお勧め。ウェーラは〈予感〉と〈霊視〉を両方上げていかないといけないので、経験値のやりくりが大変ですから。

能力:

〈霊視〉〈予感〉6(+2)、〈第二の目〉3、〈妖精の目〉3〈霊視〉4・exp.10、〈妖精学〉〈妖精界知識〉3、〈集中力〉1、〈プロヴァンス語会話〉〈プロヴァンス語〉5、〈魅惑〉2、〈人間知識〉3、〈作法〉2、〈組織知識:貴族〉3、〈認識〉1

美点の変更に伴って、〈第二の目〉と〈妖精の目〉を統合しました。

戦闘:

回避:INIT +2、ATK 無し、DFN +2、DAM 無し
ナイフ:INIT +2、ATK +2、DFN +2、DAM −2

吸収値:−3(【体力】-3)

耐久度:軽傷(-1:1〜5), 中傷(-3:6〜10), 重傷(-5:11〜15), 危篤(行動不能:16〜20), 死亡(21以上)

その他:

女性、年齢はヒミツ(妙齢)、自信:1(3)、サイズ:0、ENC:0

人格特性:「すぐ泣く」「隠れロマンチック」

評判:2(エセ占い師、地方)

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