英雄ヘラクレスの裔。
全体像:
魔術団内の使者役を自任するメルケーレ派に属する赤帽士です。大半の赤帽士と同様、天稟を持たないため魔法を使うことはできません。しかし魔術団員としての権利は完全に持っていますので、おいそれと手を出されはしませんし、職務のための多くの特権すら与えられています。
また、メルケーレ派は伝統的に、古代の英雄や半神を一つの研究テーマにしており、このヘラクレスの血脈も派内で大切に保存されてきました。魔術的に濃く掛け合わされて生まれたあなたは、まさしくその再来というべき力を持っています。
特性値:
【知性】+0、【知覚】+0、【魅力】-1、【交渉】+0
【筋力】+6、【体力】+6、【器用】+1、【反応】+1
美点と欠点:
- 英雄の血脈:ヘラクレスの末裔です。超常コンパニオン扱いで美点コストが実質半減。
- 死の予言:毒以外の原因では、負傷でも老衰でも絶対に死亡には至りません。
- 卓越:【筋力】と【体力】が通常人の限界を超えて+5に上がります(適用済み)。
- 巨人の血脈:身長2m半に体重200kg余の堂々たる体躯。サイズ+2により耐久力が増加。【筋力】と【体力】(とその上限値)がさらに1点増加します(適用済み)。
- 豊富な特性値:特性値取得に割り振るポイントを+3(適用済み)。
- 英雄の個性:性格値が通常人の限界を超えて±5の範囲を取れるようになります。初期自信2/5(適用済み)。我知らず行動してしまう(SG制御)ことあり。
- 尊大:英雄の血を引いた自分は、そこらの人間よりずっと上等だと信じています。
- 赤帽士:魔術団内の使者です。コヴナントを(饗応を受けながら)巡回し、知らせを伝えます。
- 旅慣れ:旅に役立つ技能への初期経験値を取得(適用済み)。
- 魔法の雰囲気:人間たちが通常はマギにしか示さない拒絶反応をとります。
- 悪名高い:使者役にしては目立ちすぎるとして、本来の職務では軽んじられがち。
- 勉強が苦手:読書や指導から得られる経験値−3(ただし1未満にはなりません)。
技能:
- 母語:5
- 俗語2:4
- ラテン語:4
- 自由学科:1
- 哲学:1
- 魔術団知識:3
- 地域知識:4
- 酒豪:2
- 作法:2
- 人間知識:2
- 詐術:2
- 両手武器:6
- 狩猟:3
- 生存術:3
- 隠密:2
- 運動:3
- 認識:3
- 格闘:3
持ち物:
「馳せ足の大靴」
1歩で50ペース移動する。(基本15, +1接触,
+10L回数無制限, +1サイズ)
「象牙の杯」
入れた液体が世俗的にも魔法的にも有毒かどうかを判別する。(基本10,
+1接触, +0L:1日1回)
「遠き潮騒の巻き貝」
1組の巻き貝で、対になる側の付近の音が常に流れこんできている。(基本1,
+4誘導呪物, +2太陽, +2部屋, +1L:1日2回, +3L環境発動)
その他:
35歳、自信:2/5、サイズ:+2
ダガー:INIT +1、ATK +7、DFN +5、DAM +9
ウォーハンマー:INIT +1、ATK +14、DFN +8、DAM
+18
吸収値:+15
研究値50以上のマギから対価なしで延命儀式を施してもらえる権利あり。
プレイの指針:
圧倒的な力をもつパワーファイターです。+6という【筋力】【体力】は熊をも上回っており、祖先のような12功業の再現も夢ではありません。魔法が使えないぶん、それ以外の能力は通常のマギの比ではありませんから、お互いに補いあっていきましょう。また、赤帽士という立場上情報を耳にできる機会も多いはずですから、上手に活用すると吉。
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