生老病死に挑み続ける医聖。
全体像:
挑戦と闘争を糧とするテュータルス派に属し、人間を苛む傷病を相手と定めて、果てしない追究を続けています。世俗の医術でも魔法治癒でも、学べること・学ぶべきことは数限りなく、やりがいは十二分です。
南仏のモンペリエ大学で医術を修めて誓いを立て、教団に転じた後も人間を害する魔法は一切放棄しています。怪我人や病人のために働くのが一番性に合っており、医術は自己陶冶のためだけではなく、天職でもあるのです。
特性値:
【知性】+3、【知覚】 0、【魅力】 0、【交渉】-1
【筋力】-1、【体力】 0、【器用】+2、【反応】
0
美点と欠点:
- 魔法との親和(+2):治癒魔法に長けています。同名の能力がボーナスに。
- 癒し手(+1):心身で苦しんでいる人々を助ける才能があります。<医学>や回復ロールに+3。
- 阻害環境(-3):人間に危害を加える状況では一切魔法が使えません。
- 誓約(-1):医術者の使命と倫理を遵守するヒポクラテスの誓いを立てました。
- 弱み(-1):苦しむ怪我人や病人を見過ごすことができません。
- おせっかい屋(-1):健康な生活について、親切のつもりで他者に干渉し、くどくど説教します。
- 目標に邁進(-1):心身の損耗、そして死ならば、相手にとって不足はありません。
- 出費(-1):施療院の維持にはそれなりの金銭が必要です。
- 非戦闘員(-2):戦うすべを知りませんし、興味もありません。戦闘にペナルティ。
- 独創的かつ非凡な才能(+1):独自に新しい呪文や魔術物品を発明するとき+3ボーナス。
- 高学歴(+1):教団入門前には、医術の本場であるモンペリエの大学で学びました。
- 術法を追加で取得(+1*5):魔法治療のたゆみない研鑽は、実に多くのことを教えてくれました。
能力:
- 組織知識(ヘルメス):2
- 魔術理論:5
- パルマ・マギカ:2
- 著述(ラテン語):2
- ラテン語会話:5
- 会話(母語):4
- 陰謀:1
- 魔法との親和(治癒):5
- 癒し手:3
- 集中力:3
- 医学:4
- 哲学:1
術法:
Creo:16、Intellego:0、Muto:0、Perdo:0、Rego:0
Animal:0、Aquam:0、Auram:0、Corpus:12、Herbam:0
Ignem:0、Imaginem:0、Mentem:12、Terram:0、Vim:0
魔術師の証:
ヒヤシンスの花の香り。
呪文:
- "獣の痛みよ鎮まれ"(CrAn20)
- "呪われた肉体の解放"(CrCo30)
- "汚染された身体の回復"(CrCo25)
- "切断された手足よ元に戻れ"(CrCo30)
- "無傷になりし身体の詠唱"(CrCo40)
- "黒き門の向こうへささやき"(InCo15)
- "真の姿の看破"(InCo15)
- "容赦ない探索"(InCo20)
- "活力の贈り物"(ReCo20)
- "精神の明晰さの回帰"(CrMe30)
持ち物:
ウィース:12*Creo(砂漠の薔薇)、8*Corpus(巨人の爪)
その他:
自信:3、サイズ:0、ENC:0
狙いロール:+0、集中ロール:+6、速がけの速度:+0
魔法抵抗:10+様式、ケルターメン:+3、季節あたりのウィース最大数:5
黄昏値:0
プレイの指針:
定式呪文の大半は治癒の呪文です。これらも他のヘルメス魔法と同じく、ウィースを消費して持続時間を増幅しないことには一時凌ぎにしかなりません。特に、"無傷になりし身体の詠唱"は強力な反面、ウィース消費量も莫大(8ポーン)ですので、注意が必要です。
熟達しているCreoという術法の本質は、イデア界にある「真の事物」を現出させることです。存在しないものを創り出し、不完全な現世のものを完全なものに近づけるのです。黄金を創造し、狂気を治め、灯火をもたらし、壊れた椅子を直し…。
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