我が"最愛のライヴァル"はいずこ。
全体像:
挑戦と闘争を糧とするテュータルス派に属し、溢れる活力でもって誰彼なく秀でた者に腕比べを挑んでいます。勝ち負けに大して興味はありません。白熱するような好勝負を演じること、そしてそれを通して自らを磨き上げることに、熱中しているのです。
そうした姿勢も決して空元気ではなく、魔術の技量はトータルに優れ、儀式的な決闘から実戦の魔法抵抗までそつなくこなします。腕比べの相手がいれば、張り合いが出て元気百倍。そしてここぞというときには、有り余る生気を燃やして、血を吐きながら高レベルの即興魔法を発動することができます。
特性値:
【知性】+2、【知覚】+1、【魅力】 0、【交渉】
0
【筋力】 0、【体力】+1、【器用】+1、【反応】+1
美点と欠点:
- 生命にリンクした魔法(+3):自らの生命を削って即興魔法を増幅することができます。それを行うときには、ダイスを振る前に、希望するレベルを宣言します。すると、結果の不足分が、肉体レベルの喪失により補われます。
- 才覚(+1):ケルターメン(血を流さない魔術決闘)に天才的な手腕を発揮します。
- 自由な研究(+1):教科書に頼らず自分で身につけるのが得意。実験による学習に+1ボーナス。
- のんき(+1):いつでも朗らかで、めげたりしません。絶望や悲しみに耐えるロールに+6。
- 自信過剰(-2):状況が厳しいほど多くの事柄を学べるもの。どこへでも果敢に飛びこみます。
- 目標に邁進(-1):祖師以来、"最愛のライヴァル"を得ることは、テュータルス派の理想です。
- 特別な状況(+1):腕比べの相手がいるときには、魔法関連のロールに+3のボーナス。
- 阻害状況(-1):腕比べの相手がいないときには、魔法関連のロールに−3のペナルティ。
- 悪い評判(-1):何かというと腕比べをしたがるので、教団内では厄介者とみられています。
- 宿敵(-1):かつて腕比べをして破った相手の中には、リターンマッチを挑んでくる者もいます。
- 困らせる師匠(-1):師匠はあなたの実力を認めておらず、しばしば厄介事をふっかけます。
能力:
- 組織知識(ヘルメス):2
- 魔術理論:4
- パルマ・マギカ:5
- 著述(ラテン語):2
- ラテン語会話:5
- 会話(母語):4
- 陰謀:3
- ケルターメン:3
- 突破:3
- 集中力:3
術法:
Creo:7、Intellego:8、Muto:8、Perdo:7、Rego:8
Animal:0、Aquam:0、Auram:9、Corpus:0、Herbam:0
Ignem:9、Imaginem:0、Mentem:0、Terram:0、Vim:0
魔術師の証:
はち切れんばかりの勢いで効果が発現。
呪文:
- "毒蛇の睨み"(ReAn15)
- "雨と雷の雲"(CrAu25)
- "風のささやき"(InAu15)
- "蝙蝠の目"(InAu25)
- "石の雨"(MuAu20)
- "荒れ狂う風よ静まれ"(PeAu20)
- "舞い上がる風の翼"(ReAu20)
- "摩訶不思議な成長と縮小"(MuCo20)
- "灰の語り"(InIg5)
- "光なき流出"(PeIg30)
持ち物:
ウィース:4*Muto(双頭蛇の抜けがら)、2*Rego(小瓶に入った水銀)、2*Animal(ワニの鱗)、2*Ignem(石綿)
その他:
自信:3、サイズ:0、ENC:0
人格特性:エネルギッシュ+3、のんき+3、自信過剰+3
評判:道場破りをしたがる厄介者(ヘルメス教団)
2
狙いロール:+1、集中ロール:+5、速がけの速度:+1
魔法抵抗:25+様式、ケルターメン:+6、季節あたりのウィース最大数:4
黄昏値:0
プレイの指針:
《特別な状況》と《阻害状況》のセットでは差が6点にも達するため、キャラ面のみならずゲーム面な有利さからも、腕比べの相手を確保することが重要です。手近には、他のプレイヤーのマギをつかまえて、「君もやってみろ」と言うのがいいでしょう。
《生命にリンクした魔法》を用いれば、30レベル程度という大きな効果が望めます。ただ、負傷の回復が非常に困難なルールですので、使い時は慎重に選んでください。
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