No.3 ボニサグス派 A

人造生命という夢を目指して。

全体像:

 教団開祖の衣鉢を継ぐボニサグス派に属し、人類最高の知性を持つ研究者です。霊魂と肉体を兼ね備えた生命の創出を目指して、たゆまぬ研究の日々を送っています。
 優れた頭脳の反面、生まれつき身体が弱く、今でも病気がちです。いつか足枷になるこの身体を捨て、自分で創り出した丈夫な肉体に移りたい、というのが宿願です。
 仕事柄、人間の身体や精神を扱う魔法(それも研究対象としていじるようなタイプ)に手慣れています。もちろん、研究内容に関わる知識も豊富。

特性値:

【知性】+5、【知覚】+1、【魅力】+1、【交渉】 0
【筋力】-2、【体力】-1、【器用】+2、【反応】 0

美点と欠点:

  • 神話的(+5):【知性】が通常人の限界を超えて+5に上がります。さらに、【知性】に関わる判定で、一日に一回だけ、無条件で超人的な成功をおさめることができます。
  • 魔法の欠陥(-3):Perdo(破壊)魔法が苦手で、この術法は常に値が半分として扱います。
  • 才覚(+2):魔術理論に天才的な手腕を発揮します。
  • 読書家(+1):本を読んで勉強するのが得意です。本の品質を2点高く扱います。
  • 高い志(+1):人造生命の実現という大志を抱き、それに関わる人格特性ロールに+3ボーナス。
  • ヘルメス教団からの信望(+1):正統派であるボニサグス派は、教団内で人望があります。
  • 貧乏(-2):財産のほとんどを研究費に投じているため、いつも貧乏です。
  • 病弱(-1):生まれつき身体が弱く、病気や怪我から回復するためのロールに−3のペナルティ。
  • 過敏(-1):自分の虚弱さを気に病んでいます。ああ、新しい丈夫な肉体が作れれば…。
  • 深い眠り(-1):身体が弱いこともあって、そうそうすぐには起き出せません。
  • 非戦闘員(-2):戦うすべを知りませんし、興味もありません。戦闘にペナルティ。

能力:

  • 組織知識(ヘルメス):3
  • 魔術理論:6(+2)
  • パルマ・マギカ:2
  • 著述(ラテン語):3
  • ラテン語会話:5
  • 会話(母語):4
  • 呪文操作:2
  • 集中力:2
  • 医学:3
  • 哲学:3

術法:

Creo:13、Intellego:0、Muto:0、Perdo:0、Rego:0

Animal:0、Aquam:0、Auram:0、Corpus:12、Herbam:0

Ignem:0、Imaginem:0、Mentem:11、Terram:0、Vim:5

魔術師の証:

翼を羽ばたかせる音

呪文:

  • "外科医の癒しの接触"(CrCo20)
  • "切断された手足よ元に戻れ"(CrCo30)
  • "新たな容姿をかぶり"(MuCo15)
  • "蛙の足の贈り物"(ReCo10)
  • "活力の贈り物"(ReCo20)
  • "望まぬ人形を動かす紐"(ReCo25)
  • "遠い夢の記憶"(CrMe20)
  • "理性の贈り物"(CrMe25)
  • "まどろみの誘い"(ReMe10)
  • "二つの心の交換"(ReMe55)

持ち物:

ウィース:4*Creo(砂漠の薔薇)、4*Corpus(巨人の爪)、10*Mentem(黒蓮の実)

その他:

自信:3、サイズ:0、ENC:0
人格特性:穏和+1、研究に熱中+3

評判:ボニサグス派の一員(ヘルメス教団) 3

狙いロール:+3、集中ロール:+7、速がけの速度:+2
魔法抵抗:10+様式、ケルターメン:+5、季節あたりのウィース最大数:11

黄昏値:1

プレイの指針:

 【知性】に優れていますので、心得のあるCorpus(人体)やMentem(精神)の分野では、即興魔法でも高い成果が期待できます。"外科医の癒しの接触"は便利な治癒魔法ですが、CreoかCorpusのウィースを4ポーン使わないと、日の出/日没とともにせっかく回復した肉体レベルが元に戻ってしまいますので要注意。
 とにかく最大の武器は、美点《神話的》で得られる「一日一回偉業達成」の権利です。学問の分野はもちろんですが、それだけでなく【知性】を使うすべての判定に有効。ここぞというところで行使してください。

[戻る]